
24日に読んだ本です。
『たべもんどう』鈴木のりたけ著
鈴木さんは、『ぼくのトイレ』や『仕事図鑑』で既に馴染みのある作家さんなのですが、お兄ちゃんにそれを言うと、『え⁉︎同じ人が描いたの?』と驚いた様子。
お話しではなく、絵探し絵本というか、クイズというか、そのような問題が連ねております。お兄ちゃんはとても楽しんでましたょ。
問題の1つに、食パン、餅、ハム、豆腐、チョコ、チーズ、海苔の中で仲間はずれはどれ?とありまして。
皆さん、どれだと思いますか?絵がないと分かりずらいと思いますが、これ、大人も考えます。
職場のSちゃんとYちゃんはチョコ。甘いから仲間はずれ。
私は豆腐。食パンと餅にトッピングできないから仲間はずれ。
どちらもハズレ。正解はハム。
丸いから。
なんとお兄ちゃんが大当たり!SちゃんとYちゃん、ママも間違えたよ!と言うと、なーんかドヤ顔してましたf^_^;)
そしてもう一冊
『きみがしらないひみつの三人』
君が生まれた時にやってきた、頭博士、ハートおばさん、胃袋おじさん(だったかな?)は、君のためにいつも働いているんだよ。
うん、ここまではありがちな内容かな。しかーし…
君が死んだら…と、死んでからの事も書いている!
人は必ず死ぬとはわかっているけど、我が子に死を当てはめる事はどーにもできない私。読んでいたら、涙が出てきてしまいました。
お兄ちゃんが年を重ねて、死を迎える頃、私はそれを決して見届けることはできないんだな~。と。
お兄ちゃんは神妙な顔で私と本を見ていましたが、人は必ず死ぬのだと、そして、死んでも、ハートおばさんがたくさんの思い出を周りのみんなに残してくれるのだという事をなんとなく理解したのではないかと思います。
私に住んでいるハートおばさんは、ちゃんと残してくれるかな。残すなら良い思い出を残したいよ…。
この本、5歳の男の子が紹介していた本だったのでホントに軽い気持ちで借りたのですが、深い…深すぎる…。
思いの外メッセージ性が強くて、うかつにも泣かされました。